NTT東日本の発表によりますと、保有しているJ3の大宮アルディージャと、サッカー女子のプロリーグ、WEリーグの大宮アルディージャVENTUSの運営会社が発行する株式を100%レッドブルに譲渡する契約を締結したということです。
株式の譲渡は、ことし9月を予定しているとしています。
大宮アルディージャは、1969年に結成された「電電埼玉サッカーチーム」を前身とするクラブで、Jリーグに参入してことし26シーズン目を迎えています。
2016年のシーズンにJ1で5位になるなど躍進しましたが、このあとはJ2に降格し、今シーズンはJ3で戦っています。
また、大宮アルディージャVENTUSは、WEリーグに3年前の発足当初から参加しています。
一方、レッドブルは自動車レースのF1やアイスホッケーのほか、サッカーでもオーストリア1部リーグのザルツブルクなどでクラブの運営を手がけています。
Jリーグによりますと、外資系の企業が単独でJリーグクラブのオーナーになるのは初めてだということです。
レッドブルのオリバー・ミンツラフ代表は、「経験と専門知識を提供して、将来的には大宮を日本サッカー界において名門クラブの一つにするために貢献したい」とコメントしています。
大宮アルディージャの佐野秀彦代表取締役は「レッドブルのサッカーネットワークの強みをいかして、さまざまなプロジェクトに参画し、地域の皆さまとともに強く魅力あるクラブへの成長、発展に必ずつなげていく」としています。
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