陸上男子100メートル準決勝3組、4着となり頭を抱えるサニブラウン・ハキーム=フランス競技場で2024年8月4日、中川祐一撮影

 パリ・オリンピック第10日は4日、陸上男子100メートル準決勝が行われ、2023年世界選手権6位のサニブラウン・ハキーム選手(25)=東レ=は日本歴代2位の9秒96をマークしたが、決勝進出を逃した。準決勝後の主な談話は以下の通り。

 <自己ベストをマークしたが、あと一歩届かなかった>

 今回調子が良かったので、全部出し切る勢いでスタートしたんですけど、最後にうまくまとまりきれなかったのが失速したきっかけになったのかなと思います。

 <ラストのところの競り合いか>

 そうですね。そこで伸びてくる選手は、スッと伸びてくるんで。力まずにしっかり自分のレースをすれば、ちゃんと食らいついていけると言われていたんですけど、ちょっとオーバーストライド気味になってしまった部分があったのかなと思います。

 <世界のトップとの距離は縮まっているか>

 縮まっているといえば縮まっているんですけど、世界の皆さんもどんどん先に行っているので。ちょっとずつ追いつくだけでは足りないなと、身に染みて感じました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。