第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に愛知代表として出場する中京大中京が4日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で公式練習をした。

 定められた20分間で、投球、ノック、打撃の練習に取り組んだ選手たち。愛知大会決勝があった岡崎レッドダイヤモンドスタジアム(愛知県岡崎市)といった地元の球場との違いを確認しながらグラウンドを駆けた。

 マウンドの感触を確かめた投手の飯島健太選手(3年)は、兄・大斗さんも中京大中京の投手だった。2020年に中止になった選抜大会の出場校による阪神甲子園球場での交流試合に出場しており、甲子園は緊張する、と教えてくれたという。「土は岡崎と似ていてかたく、投げやすい。観客がばーっと入ったら圧倒されそう」と飯島選手。

 ショートを守る福田心穏選手(3年)は守備練習後に、「土は想像よりやわらかい」と話した。岡崎の方が守りやすいそうだ。

 公式練習後の午後2時から組み合わせ抽選会がある。(渡辺杏果)

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