パリの西にあるイブリーヌ県の「ゴルフナショナル」で行われているゴルフ男子には、日本から▽前回の東京大会で4位だった松山選手と▽オリンピック初出場の中島啓太選手が出場しています。

3日に行われた第3ラウンドを通算11アンダーの首位タイでスタートした松山選手は、2番のパースリーでティーショットを池に入れてボギーとしたあと、4番でもボギーをたたき、スコアを2つ落として前半を折り返しました。松山選手は、後半に3つのバーディーを奪って巻き返しましたが、16番でこの日3つめのボギーとし、通算11アンダーのまま、スコアを伸ばせず、トップと3打差の4位に後退しました。

一方、30位からスタートした中島選手は、この日をバーディー2つ、ボギー2つ、ダブルボギー1つでまわり、通算イーブンパーで44位となりました。

第3ラウンドを終えて、この日、スコアを5つ伸ばしたスペインのジョン・ラーム選手と、前回の東京大会で金メダルを獲得したアメリカのザンダー・シャフリー選手が、ともに通算14アンダーでトップに立っています。

松山「しっかり準備をしたい」

第3ラウンドで4位に後退した松山英樹選手は「終わったことなので、あすに切り替えて頑張りたい。最終ラウンドは、すべてがうまくいかないとチャンスはないと思うので、しっかり準備をしたい」と話していました。

中島「あすも集中していきたい」

第3ラウンドを終えて44位となった中島啓太選手は「ミスが目立ったので悔しい。1打1打プレーすることは変わらないので、あすも集中していきたい」と話していました。

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