柔道男子100キロ超級準決勝、相手に一本を奪われ、悔しがる斉藤立=シャンドマルス・アリーナで2024年8月2日、平川義之撮影

 パリ・オリンピック第8日は2日、柔道男子100キロ超級が行われ、初出場の斉藤立(22)=JESグループ=は、3位決定戦で敗退し、メダルを逃した。試合後の主な談話は以下の通り。

 <初めてのオリンピック今、戦いを終えてどんなお気持ちですか>

 情けないです。

 <準決勝の後、あまり時間がありませんでした。気持ちの切り替え難しかったと思いますが、どのような気持ちで立ち上がったんでしょうか?>

 そうですね。本当にここで、応援してくれた家族に対して本当にここで諦めたら、申し訳ないなという気持ちでやったんですけど力不足でした。

 <スタンドからはお母さんが、お父さんの写真を持って応援していました。お父さんと同じオリンピックの舞台に立ってみて、改めてどんなオリンピックに感じましたか>

 そうですね。本当に自分の力不足で。本当に情けない気持ちでいっぱいです。

 <ただ、ご家族はもちろんのこと斉藤さんのことを皆さん応援していくと思います>

 本当に、本当に応援してくれた方々に情けない気持ちと申し訳ない気持ちしかなくて、これで自分は日本に帰れるのかと、そういうふうに思っていて、本当に情けない気持ちでいっぱいです。

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