体操 内村航平さん “重圧なく楽しめていたのは岡選手だけ”

金メダルを獲得した岡選手について「もう言葉にできないくらいすごいというのがまずひとつ。あとは彼だけがミスのない演技をやれたからこそ、結果がついてきたんだと思う。1人だけノープレッシャーで楽しめて演技できていた」と話しました。

一方、6位に終わった橋本選手については「連覇というところのプレッシャーはあったと思う。橋本選手らしくない演技が予選から続いていた」と分析しました。

また前回王者としてオリンピックに臨む難しさについて「僕も同じ気持ちでやっていたので、僕と橋本選手にしか分からない。そして次は岡選手が知る番。次回のロサンゼルス大会に向けて僕がアドバイスをしていければいい」と話した上で「僕が『6種目やってこそ体操』と言い続けてきて、それが結果として形になって後輩たちが引き継いでくれた」と話し、ロンドン大会から続く男子個人総合での日本の4連覇を喜びました。

そして内村さんから2人にかけたいことばを問われると「岡選手には『できすぎだ』とそれだけです。橋本選手には『苦しかったな』のひと言ですかね」と答えました。