◆パリオリンピック・サッカー女子1次ラウンドC組(31日、ボジョワール競技場)

サッカー女子日本代表は31日(日本時間1日午前0時キックオフ)、1次ラウンド第3戦でナイジェリアに3-1で快勝し、準々決勝進出を決めた。

引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる日本のスターティングメンバーは、ゴールキーパー山下杏也加、ディフェンダー守屋都弥、高橋はな、熊谷紗希(キャプテン)、石川璃音、北川ひかる、ミッドフィルダー長谷川唯、林穂之香、濱野まいか、フォワード植木理子、田中美南の11人で臨んだ。

前半22分、スルーパスで抜け出した植木の左からの折り返しを濱野が押し込んで日本が先制。

同32分には右クロスからの植木の強烈なヘディングがクロスバーに当たった跳ね返りを田中が押し込み、エースの大会初ゴールで2-0とリードを広げた。

同42分にはナイジェリアが反撃。ワンツーからの折り返しにエチェギニが左足を振り抜いて強烈なシュートをゴールに突き刺し、2-1になった。

前半アディショナルタイム5分、日本がまたもナイジェリアを引き離す。ペナルティーエリア手前の中央右で得たフリーキックで北川が左足を振り抜き、直接ゴールネットを揺らして3-1として前半を終えた。

後半、日本は田中に代えて清家貴子を投入しキックオフ。

同7分、日本は左からのクロスにヘディングシュートを狙った守屋が相手に押されたとして一度はPKが宣告されたが、オンフィールドレビューの結果取り消された。

同15分、日本は長谷川、北川に代わって長野風花と宮澤ひなたを投入。同35分、守屋に代わって千葉玲海菜が入る。

後半アディショナルタイム3分、植木に代わって谷川萌々子を投入。終了間際の決定機は逃した日本だが、しっかりゲームを締めて3-1で勝利を飾った。

なでしこジャパンはC組で2勝1敗とし、準々決勝進出を決めた。

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