柔道女子70キロ級の新添左季(28)は、7位に終わった。

 昨年の世界選手権を制し、金メダルの有力候補として今大会に臨んだ。初戦はウズベキスタンの選手を2分15秒でけさ固めで一本勝ち。だが、準々決勝でサネ・ファンダイケ(オランダ)に1分57秒で技ありを奪われた。得意の内股をことごとく防がれ、優勢負けを喫した。

 敗者復活戦ではスペイン代表のアイ・ツノダを相手に指導3の反則負けを喫し、敗退となった。

 「(五輪代表に内定して)1年間、本当に毎日苦しくて、金メダルとるために頑張ろうと思ったんですけれども、とれなくて、情けない気持ちでいっぱい」と悔しがった。女子の増地克之監督によると、新添は準々決勝の序盤で左腕を負傷したという。(塩谷耕吾)

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