スポーツを通じて平和を発信します。
サンフレッチェ広島は8月1日ピースマッチと題し、ドイツブンデスリーガのシュトゥットガルトと対戦します。

あす8月1日の国際親善試合に向けてエディオンピースウイング広島で調整を行ったサンフレッチェ。

本日正式に大橋選手の移籍が発表となった中、どのような布陣で挑むのか注目が集まります。

トレーニング後には両チームの監督、キャプテンが会見に臨みました。

【ゼバスティアン ヘーネス監督】
「コンニチハ! この素晴らしい機会に、ここで試合ができることをうれしく思います。そして、明日の試合本当に楽しみにしています。サンフレッチェというチームの指導者、スタッフ、皆さまにリスペクト尊敬の念を持ってます。ドイツで有名なスキッベ監督もここにいらっしゃいます。そして素晴らしいチームがいることも知ってますし、素晴らしい成績を常におさめていることも聞いています」

そして、あす1日の試合は平和を訴えるピースマッチとしての意味も込められています。

【ミヒャエル スキッベ監督】
「サッカーというものは生活に必要のないものである中で最も素晴らしい価値のあるものだと思っています。素晴らしい試合を見せることで喜びを全面に出していきたい。また8月6日に広島に原爆が落ちて、長崎にも同じことが起きて、その都市に住む者として、平和を全国に向けて訴えていく立場。素晴らしいサッカーをすることでそれを表現したい。そういうメッセージを強く伝えたい」

【佐々木 翔選手】
「選手にできること、平和を発信するうえで、できることは限られている。その中で大事だと思うのはフェアプレーでプレーすること、そして、相手にリスペクトを持って試合をすること。そこが非常に重要だと考えますし、それを90分、自分たちのプレーで表現して素晴らしい試合にできたら」

会見後、シュトゥットガルトの選手、スタッフは平和公園を訪れ、資料館を見学、慰霊碑に献花を行いました。

【アタカン カラゾル選手】
「あしたの試合は、ただの試合ではなくピースマッチという位置づけで、本当に意味の重さ、役割、サッカー、スポーツを通じて世界に平和を発信するという役割は本当に貴重。その役割を担えることに関しても本当に光栄に思う。あしたは本当に良い試合になるように私たちもしっかりと準備したい」

<スタジオ>
シュトゥットガルトも戦争の大きな被害を受けました。あらためてサッカーを通じて平和への思い感じながらプレーして欲しいです。

【コメンテーター:木村文子さん】(女子100mハードル元日本代表・エディオン女子陸上部アドバイサー)
「私もスポーツできる平和の大切さ感じました。広島から発信する平和の大切さ、もっともっとEピースから広げて欲しいです」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。