馬術の総合馬術団体で銅メダルを獲得し、写真に納まる(左から)田中利幸、北島隆三、大岩義明、戸本一真=30日、パリ(共同)

 【パリ共同】馬術で92年ぶりのメダルとなる「銅」を獲得した総合馬術団体の日本代表が30日、パリ市内で記者会見し、5大会連続出場の大岩義明は「長い年月をかけて、ようやくここにたどり着けた」と感慨に浸った。  平均41・5歳で「初老ジャパン」の愛称が話題の4人。戸本一真は「とにかく団体でメダルという気持ちで活動してきた」。北島隆三は「本当にやったんだなという気持ちでいっぱい」と喜び、リザーブから出場した田中利幸も「表彰台でこみ上げるものがあった」と振り返った。  愛称が注目されることを、チーム最年長の大岩は「大変光栄。私は長老になるが、認知してもらうのはすごく大事」と笑いを誘った。


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