春といえば行楽シーズン。ドライブを楽しむという方も多いのでは?名古屋を出発点に、往年のクラシックカーが全国各地を巡るイベントが19日から行われていて、22日は若狭町の熊川宿などを約50台が走り抜けました。
   
2024年で15回目となるクラシックカーの祭典「ラ・フェスタプリマベラ」は、近畿地方を中心に2府6県の約1200キロを走るラリーイベントです。
  
今回は、100年前から55年前までに生産された約50台がエントリーしています。タレントの堺正章さんも、1955年イタリア製の「ランチア」で参加しました。熊川小学校の全校児童26人は、参加者にパンフレットを配って地元の観光地や特産品をPRしました。
  
児童:
「これは僕たちが作ったパンフレットです。ここには鯖街道のことや葛饅頭のことが書いてあります」
 
堺正章さん:
「じゃあこれいただきます」
    
児童たちは参加者の愛車に乗せてもらい、クラシックカーの魅力を体感していました。
 
児童:
「なんか平べったい」「ハンドルとか全部がかっこいい」「とても座り心地が良くて、ソファみたいでびっくり。形が違ってめちゃくちゃビックリした」
   
会場には、往年のクラシックカーを一目見ようと、県内外から集まった多くの観客で賑わいました。
  
観客:
「昔の独特のデザイン。時代を感じさせるところが良い」「昔の風景にマッチしているので、すごく良いイベントで喜んでいる」
 
ラリーの参加者:
「川沿いや渓谷を走ってきて幻想的でした。霧でかすんでる感じも良かった。現代車と違って疲れるけど、そこが面白い」

堺正章さん:
「素晴らしい景観がたくさんあって心洗われた」

この後、敦賀市の「きらめきみなと館」や「敦賀ムゼウム」などを経由し、ゴールの京都を目指しました。

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