パリオリンピック体操男子団体の決勝が日本時間の30日未明に行われ、鯖江高校出身・杉野正尭選手がメンバーの日本代表が、2大会ぶりの金メダルを獲得しました。
   
30日未明に行われたパリオリンピックの体操男子団体決勝では、鯖江高校出身の杉野正尭選手が、全6種目のうち3種目に出場しました。
 
鯖江市では、スポーツ協会関係者や鯖江高校の卒業生ら約30人が、パブリックビューイングに駆けつけ、声援を送りました。
 
杉野選手の最初の種目はあん馬。得意の種目でF難度の「コンバイン」を決めるなど安定した演技を見せます。
 
続く跳馬では、着地も小さな一歩にまとめ、チームに勢いをもたらします。

そして、最終種目の鉄棒では、F難度の「ぺガン」や離れ技を次々と決めて、スペシャリストとしての役割を果たします。
 
そして、日本団体は最終種目の鉄棒で大逆転、2大会ぶりの金メダル獲得となりました。

杉野選手は「本当にチーム全体で勝ち取った金メダル。この5人で戦えて、スタッフのみんなや応援してくれている人に感謝でいっぱいです。ありがとうございます」と感激した様子で語りました。
 
杉野選手は、日本時間の8月4日と5日に、個人種目別のあん馬と鉄棒の決勝に出場します。   

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