◆パリオリンピック・柔道女子57キロ級3位決定戦(29日・シャンドマルス・アリーナ)
オリンピック初出場の舟久保遥香(25)が3位決定戦を制し、銅メダルを獲得。オリンピックにおける日本柔道100個目のメダル獲得となった。
1回戦でトニオーロ(イタリア)を相手に大外刈りで技ありを奪って勝利。2回戦では東京オリンピック銅メダルのビロディド(ウクライナ)を倒して準々決勝に進んだが、3回戦で東京オリンピック銀メダルのシシケ(フランス)に一本負けを喫し、敗者復活戦に回った。
敗者復活戦ではペリシッチ(セルビア)を相手に横四方固めで一本勝ちを収め、シウバ(ブラジル)との3位決定戦に挑んだ。
その3位決定戦では互いに指導を1回ずつ受け、互いに決定打がないまま時間無制限の延長戦へ。本戦終了間際に右膝を痛がるしぐさを見せた舟久保だが、一進一退の攻防で互いに2回目の指導を受けならがも粘り強く試合を展開。5分すぎに相手が投げにいって頭から落ち、ヘッドダイビングの反則で舟久保が勝利を収めた。
舟久保遥香:
金メダルを目指していたけど手も足も出なかったので悔しい。ここまでたくさんの人に応援してもらったので、なんとしてもメダルを持って帰りたかった。周りのみなさんが盛り上げてくれたので、頑張りました。(右膝は)大丈夫です。
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