スケートボード男子ストリート決勝、最後のベストトリックを成功させ声を上げる堀米雄斗=コンコルド広場で2024年7月29日、中川祐一撮影

 パリ・オリンピック第4日は29日、スケートボード男子ストリート決勝が行われ、2021年の東京五輪金メダルの堀米雄斗選手(25)=三井住友DSアセットマネジメント=が2連覇を達成した。決勝後の主な談話は以下の通り。

 <五輪2連覇を達成した思いは>

 ここまで来るのに諦めかけたこともあった。五輪前の予選で(成績が振るわず)、五輪に行けるかも分からない状況だった。最後の五輪予選で1位を取らないといけなくて、1位を取っても(五輪に)行けない可能性もあった。諦めかけていたけど、まだ可能性があると聞いた。本当に少しの、1%くらいの可能性だと思うけど、その1%を最後まで信じて五輪でもやってこられた。それが最後に実って、すごくうれしいです。

 <五輪決勝の最後も逆転が必要で、大きな点差があった>

 (滑っている最中に)イヤホンをつけていたんですけど、音楽もかけないで、できる限り自分に集中できるようにした。今までやってきたこと、練習してきたことを信じた。滑っているのは自分だけではない。サポートしてくれている家族、友達、ファン、皆の応援が最後に逆転できたカギになった。

 <五輪出場も逆転、金メダルも逆転で手にした>

 自分では逆転を狙ってはいない(笑い)。できれば早めに優勝を決めたいけど、最後に逆転できて本当にうれしいです。

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