パリ・オリンピック(五輪)第4日の29日、柔道男子73キロ級の橋本壮市(32)=パーク24=が銅メダルを獲得した。32歳340日でのメダル獲得は、日本の柔道史上最年長。
1991年8月生まれ、静岡県出身。東海大相模高では81キロ級で全国高校総体を制した。東海大では目立った成績を残せなかったが、パーク24に入社後の2015年、全日本選抜体重別選手権で大野将平らを破って、優勝。17年には世界選手権初優勝を果たした。
東京五輪は代表をめぐって五輪2連覇をめざしていた大野将平と激しく争ったが、落選。その後、世界選手権で22年に準優勝、23年に3位の成績を残した。
左手で相手の右袖の内側を持ってかける独特の袖釣り込み腰は「橋本スペシャル」と呼ばれ、世界で警戒されている。
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