(29日、第106回全国高校野球選手権和歌山大会決勝 智弁和歌山4―2近大新宮)

 春夏あわせて甲子園大会出場41回、優勝4度の智弁和歌山が2年ぶり27回目の夏の甲子園出場を決めた。

 中盤まで両チームとも無得点が続いたが、智弁和歌山が六回に適時打で1点先制し、均衡を破った。七回にも打線がつながり1点、八回にも2点を加えた。九回に2点を返されたが、相手の反撃をしのいだ。

 智弁和歌山はこれまで全国選手権大会に26回出場しており、2021年など優勝も3度を数える。しかし、昨夏の和歌山大会では初戦の2回戦で高野山に2―4で敗れた。

 今夏は2回戦から登場し、準決勝では選抜大会に出場した田辺を7―0で退けた。準決勝までの4試合で得点を奪われず、安定した勝ち上がりで決勝に進んでいた。

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