あま市では29日朝早く市役所に、「金メダルおめでとう加納虹輝選手」と書かれた懸垂幕が掲げられました。

市役所の入り口には、先月から加納選手を応援するコーナーが設けられていて、金メダルを期待する市民からのメッセージが書き込まれています。

市役所では、29日午前3時の準決勝から職員およそ40人が集まってテレビで観戦し、金メダルが決まると大歓声が上がったということです。

加納選手の母校「美和中学校」の生徒会長で中学3年生の杉本拓也さんは「体格差がありながら、果敢に点数を取る姿にとても感銘を受けました。誇らしいです。団体戦でももう一度、金メダルをとってほしい」と話していました。

また、あま市の村上浩司市長は「加納選手の姿をみてあま市民は勇気と感動をいただいた。団体戦の2連覇に向けて、体と精神面を養って力を発揮してほしい」と話していました。

フェンシング 加納虹輝が金メダル 男子エペ個人 パリ五輪

名古屋駅前では号外も

名古屋駅前では午前9時ごろから、愛知県あま市出身の加納虹輝選手のほか、柔道の阿部一二三選手、スケートボードの吉沢恋選手が金メダルを獲得したことを伝える号外が配られ、通りかかった人たちが次々に受け取っていました。

息子と一緒に号外を受け取った40代の女性は「加納選手はあま市出身だと聞きましたが、すごい活躍だと思います。子どももスポーツをしているので目標にしてほしいです」と話し、小学生の息子は「世界と戦って1位になったのはすごいと思う」話していました。

30代の女性は「日本人選手が複数の金メダルを獲得したと聞いて、一気にオリンピックが楽しくなってきました。これからも応援します」と話していました。

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