◆パリオリンピック・スケートボード女子ストリート予選(28日・コンコルド広場)

パリオリンピック・スケートボード女子ストリート予選で、日本の10代トリオの吉沢恋(14)・赤間凛音(15)・中山楓奈(19)が3人揃って予選を突破した。

オリンピック初出場の吉沢恋が258.92で全体1位、同じく赤間凛音が257.99で同2位、2021年東京オリンピック銅メダルの中山楓奈が245.52で同5位にはいり、3人全員が決勝進出の条件となる上位8位以内に入った。

Olympics.comによると、パリオリンピックのスケートボード・ストリートの競技形式は、約45秒間の「ラン」を2本行った後に「ベストトリック」を5回行うのは東京2020と同じだが、パリ2024では採点方法が見直された。

東京2020では、「ベストトリック」と「ラン」の個々の得点は0点から10点までの間で採点され、どちらの得点かによらず、高得点4つを合計したものが総合得点とされた。

パリ2024では、それぞれが0点から100点の間で採点される。そして、2本滑ったランのうちのベストスコア(0~100点)に、5回のベストトリックの中からベストスコア2つを加算した0~300点が、最終的なスコアとなる。

2021年の東京オリンピックでは西矢椛(当時13歳)が金メダルを獲得。日本時間29日午前0時からの決勝で日本勢連覇に期待が集まる。

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