松山陸「思うように泳げなかった」

松山陸選手は「会場がすごく盛り上がっていて緊張してしまい、思うように泳げなかった。大会も楽しみきれなかった」と振り返りました。

パレスチナ代表の選手「スポーツは平和につながる道」

競泳男子100メートル背泳ぎで、パレスチナ代表のヤザン・アル バッワーブ選手は58秒26のタイムで全体の43位で予選敗退となりました。

レース後、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くふるさとの状況を踏まえ「私たちの国には食べ物もなくプールもない状況だ、それでも、このような世界規模の大会に出て、自分の名前を知ってもらい、パレスチナの状況を知ってもらえる機会を持てたことを光栄に思う」と話しました。

その上で「私はガザ地区に起源を持つひとりだが、ほかの選手たちと同じようにひとりの人間として扱われることを願っている。スポーツは平和につながる道だと思っているが、いまパレスチナにはスポーツがない。もしパレスチナにスポーツが戻ってくれば、人々はそれに集中でき、生活に楽しさ、笑顔が戻ってくると思う」と話していました。

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