2大会連続のオリンピック出場となった元世界ランキング1位の大坂選手は、同じく元世界1位で、今月、パリ大会後に引退する意向を明かしたドイツの36歳、アンゲリク・ケルバー選手と対戦しました。

大坂選手は第1セット、持ち味の力強いショットを見せて第4ゲームで先にブレークを奪いますが、第5ゲームに入ると堅実なプレーを続ける相手にミスが続いてブレークを許し、その後も流れをつかむことができずにこのセットを5-7で落としました。

続く第2セットも大坂選手のサービスゲームだった第7ゲームでミスが出て相手にブレークを許すと、そのまま3-6で奪われました。

大坂選手は試合時間1時間8分でセットカウント0対2のストレートで敗れ、初戦で敗退しました。

26歳の大坂選手は去年7月、第1子となる女の子を出産した後、今シーズンからツアー大会に復帰し、ことしの全仏オープンでは1回戦でおよそ2年4か月ぶりに四大大会で勝利を挙げると、2回戦でこの大会で3連覇を達成した世界1位のイガ・シフィオンテク選手を相手に先にマッチポイントを握るなど復活を印象づけていました。

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