パリ・オリンピック(五輪)第2日の27日、柔道女子48キロ級の角田夏実(31)=SBC湘南美容クリニック=が金メダルを獲得した。日本選手団の夏季五輪通算500個目の節目のメダル獲得でもある。

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 1992年に千葉県で生まれ、小学校2年生で柔道を始めた。高校時代は、八千代高2年の時、女子52キロ級での総体3位が最高成績。東京学芸大に進学後、柔術の道場にも通って技術の幅を広げると、3年時に全日本学生体重別で優勝、社会人2年目の2016年には講道館杯で初優勝した。初めての国際大会だった同年のグランドスラム東京を制した遅咲きの選手だった。

 19年に48キロ級に転級すると、ともえ投げ、寝技を中心として変則スタイルを確立。21、22、23年の世界選手権をオール一本勝ちで優勝していた。

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