【仙台市(JR東日本東北)-神戸市・高砂市(三菱重工West)】三回裏神戸市・高砂市2死二塁、北條史也の打席。バックネット裏には阪神時代のユニホームやマフラータオルを手に応援する人の姿もあった=東京ドームで2024年7月27日、三浦研吾撮影

 第95回都市対抗野球大会は第9日の27日、東京ドームで準々決勝があり、神戸市・高砂市・三菱重工Westは仙台市・JR東日本東北に1―6で敗れ、三菱重工神戸・高砂時代に準優勝した第89回大会(18年)以来の4強進出はならなかった。プロ野球・阪神から神戸市・高砂市へ今季加入した北條史也選手は2打数無安打3四球だった。試合後の主なコメントは次の通り。

神戸市・高砂市・北條史也選手

 (4強入りを逃し)悔しい。都市対抗はトーナメントということで、本当にワンプレーワンプレーが勝ち負けにつながることを実感した。野球は正解がないところが難しい。でももっともっと練習しないといけないと思うし、それで結果が残せた時はやっぱりうれしい。

 (社会人でプレーするようになって)もし僕が打てなくてもチームが勝てばいいと思うようになった。しっかりとつないでいく意識じゃないと社会人の一発勝負だと勝てない。

 (九回はこの日三つ目の四球)最後の打席は、打てたら良かったが、最低限アウトにならずに後ろへつなぐことを心掛けていた。突破口になる一本が出ず、うちの負けパターンにはまってしまった。自分もきっかけになる一本が打てなかった。

 (社会人野球の魅力は)高卒の若い子から30代のベテランまで、全員が全力で一球に熱い思いを持ってプレーしているのが魅力だと思う。応援など社会人ならではの楽しさや面白さがあるので、今後も一人でも多くの方に見てもらえるように発信していきたい。

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