100年ぶりに「平和の祭典」を迎えたフランス・パリの街。開会式は異例の水上パレードが行われたセーヌ川が舞台となった。
駅の閉鎖や、規制の鉄柵に眉をひそめる顔。オリンピックシンボルが掲げられたエッフェル塔をまぶしく見上げる顔。さまざまな表情を映した水面(みなも)は、アスリートたちへの歓声に包まれた。
戦時下の五輪。パンデミック(新型コロナウイルスの世界的大流行)後の五輪。持続可能な五輪。多様性の五輪。スローガンはおどるが、市民の営みは続く。そんなパリの開会式の1日を、写真記者が記録した。【和田大典】
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