ことしの全国高校総体は、福岡県を中心に来月20日まで開催され、30競技34種目が行われます。

26日から福岡県を訪問している秋篠宮ご夫妻は27日、久留米市で全国高校総体の総合開会式に出席されました。

式典では、47都道府県の選手などが北海道から順番に入場行進したあと、秋篠宮さまがおことばを述べられました。

秋篠宮さまは冒頭、東北地方の記録的な大雨による被害に触れ、お見舞いのことばを述べられました。

そのうえで「この大会は、各競技に47都道府県の代表が出場する高校生最大のスポーツの祭典です。本大会の出場者の中には、能登半島地震により被災した地域の方々もおられます。このたびの震災の大きな被害に心を痛めておりますが、皆様の活躍が、被災地の人々にとって明るい話題になることを願っております。この猛暑の中での暑さ対策などに心を配られつつ、日頃の成果を大いに発揮されることを期待しております」などと述べられました。

このあと、夢の舞台にかける人たちの熱い思いを表現した演劇やダンスなどが披露され、ご夫妻は拍手を送られていました。

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