【パリ共同】パリ五輪の大会組織委員会のエスタンゲ会長は26日、開会式であいさつし「フランスと五輪には大きなラブストーリーがある。この遺産を引き継ぐことに大きな責任がある」と述べ、大会成功への決意を示した。  パリ出身のクーベルタン男爵が1894年に近代五輪を提唱した歴史を紹介。パリでの開催は1924年以来となり「100年を経て皆さまをお迎えできるのは光栄」と感慨を語った。  同会長はカヌー・スラローム男子の五輪金メダリスト。セーヌ川で行われた開会式の光景に触れて「たとえ差別や紛争がなくならなくても、今夜、われわれが一つになったときの美しさを思い出させてくれた」と選手に感謝した。


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