朝日新聞社と日本高校野球連盟は26日、主催する今夏の第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕)で、今年から新設された「熱中症特別警戒アラート」が発令された場合に速やかに対応を協議するための対策本部を設けると発表した。

 暑さ対策としてはほかにも、開幕試合を戦う両校の選手たちは開会式の入場行進の最後に登場し、退場する際にそのままベンチへ向かうことや、試合ごとにおにぎりやパン、ゼリーなどの補助食品を提供することなども決まった。

 また、審判委員(塁審)は黒色シューズに比べて足部の温度が低くなる白色シューズを着用する。6月に大阪市内で開催された審判研修会で試したところ、外見がプレーに支障がないことなどが確認できたという。選手のスパイクについては2020年から黒色だけでなく白色も認めている。

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