ことしから、環境省は人の健康に重大な被害が生じるおそれがある暑さが予測された場合に、「熱中症特別警戒アラート」を発表します。

夏の全国高校野球は、8月1日に開場100周年を迎える西宮市の甲子園球場で7日に開幕し、新たな暑さ対策として、気温が上がる時間帯を避けて、試合を午前と夕方に分けて行う「2部制」を、開幕から3日間にわたって導入します。

高野連などは26日、大阪市で大会の運営委員会を開き、開催期間中に甲子園球場がある兵庫県に「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合、どのような対応をするか検討しました。

高野連などによりますと、「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合に、対策本部を設けて、その日の試合をすべて中止するかどうかなどを協議することを決めました。

主催者側は「開催期間が限られる大会なので、どのような暑さなのかなどを総合的に判断して考えていく」としています。

また、暑さ対策の一環として、ことしの開会式では、直後の第1試合に出場する2校の選手へのコンディションの影響を減らすため、入場行進の順番を48番目と49番目とすることも決まりました。

この2校の選手たちは開会式終了後、試合に備えて、そのまま直接ベンチに入るということです。

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