貴景勝はことし5月の夏場所を首のけがのため2日目から休場し、この名古屋場所を負け越せば大関から陥落する角番で迎えていました。

しかし持ち味の突き押し相撲に精彩を欠いて黒星が先行し、5勝7敗で迎えた13日目の26日、照ノ富士と対戦しました。

貴景勝ははたき込みで敗れて負け越しが決まり、ことし9月に行われる次の秋場所で関脇に陥落することになりました。

貴景勝は今場所、大関として30場所目で、角番で負け越すのは令和元年の名古屋場所以来、2回目です。

秋場所で10勝以上をあげれば、大関に復帰できます。

大相撲で大関から関脇に陥落するのは先場所の霧島に続いて2場所連続となりました。

貴景勝「自分が弱かった」

大関から陥落することになった貴景勝は取組の後「強い人は大関にいる、もしくは上にいく。弱い者は落ちるべきだと思う」と表情を変えずに話しました。

先場所休場の原因となった首のケガについては「みんなどこかしら痛い。自分だけがケガをしているわけではない。一切理由にならないし、それも含めて自分が弱かった」と述べました。

そして残り2日間に向けて「やってきたことを出し切るだけ」と話しました。

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