【石巻市(日本製紙石巻)-大阪市(NTT西日本)】力投する石巻市の川合勇気=東京ドームで2024年7月25日、西村剛撮影

 第95回都市対抗野球大会は第7日の25日、2回戦があり、石巻市・日本製紙石巻が社会人野球では珍しい「小刻み継投」を見せた。

 先発の右腕・小寺智也投手(24)が一回に制球の乱れを突かれて2失点すると、二回途中で2番手の左腕・塚本峻大投手(32)にスイッチ。さらに三回途中で右腕・川合勇気投手(23)につないだ。その後も継投し、五回までに計5投手をつぎ込んだ。チームは継投策が実り、二回以降、五回まで無失点でしのいだ。

 石巻市は相手打者に合わせた細やかな継投策で東北2次予選を勝ち上がり、4年ぶりの本大会出場をつかんだ。1回戦は6人のリレーで競り勝った。【石川裕士】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。