サッカー男子1次リーグのエジプト―ドミニカ共和国戦で、イエローカードを提示する山下良美主審(左)=ナント(共同)

 【パリ共同】パリ五輪のサッカーで、日本の山下良美主審と坊薗真琴、手代木直美両副審が24日、ナントで行われた男子1次リーグC組のエジプト―ドミニカ共和国を担当した。五輪のサッカー男子で女性が主審、副審を務めたのは初めて。  山下主審は計3枚のイエローカードを提示し、選手が小競り合いをするような激しい展開を冷静に裁いた。0―0の試合後は両チームの選手らと握手を交わした。  山下主審は2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会で史上初の女性審判員に名を連ね、選手交代の手続きなどを行う「第4の審判員」を担当。3人は今年1~2月の男子のアジア・カップでも審判員を務めた。


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