カタールのドーハで行われているアジア最終予選で8大会連続のオリンピックを目指す日本は、1次リーグを2連勝して決勝トーナメント進出を決め、22日の第3戦でグループ1位通過をかけて韓国と対戦します。
日本代表の選手たちは、1日オフをはさんで21日、試合時間にあわせて現地の午後4時ごろから調整を行い、公開された冒頭部分ではリラックスした表情でランニングやストレッチなどのメニューをこなして汗を流していました。
23歳以下日本代表の大岩剛監督はともに決勝トーナメント進出を決めている韓国について「攻撃もよく、無失点で攻守に充実している印象がある。目の前の試合で勝利を収める準備をしたいし、今後のわれわれの戦い方も整理していきたい」と話しました。
キャプテンの藤田譲瑠チマ選手は、「休んでリフレッシュできたので、韓国との試合は勢いを持って入れる。自分自身は韓国との試合にはそんなに執着はないが、大事な一戦と捉えている。いつもどおりできることをやってチームとして勝てるように頑張りたい」と話しました。
日本と韓国は、ここまで2試合を終えて勝ち点、得失点差、総得点で並んでいます。
第3戦は90分間で決着がつかない場合、大会の規定でペナルティーキック戦で順位を決めることになります。
勝てば「グループB」1位通過となり、準々決勝で「グループA」の2位と、敗れれば「グループB」2位通過で「グループA」1位通過を決めた開催国、カタールと対戦します。
日本と韓国の試合は、日本時間の22日10時から行われます。
10大会連続の五輪出場を目指す韓国は
10大会連続のオリンピック出場を目指す韓国は、ここまで1次リーグを2連勝し、決勝トーナメント進出を決めています。
初戦のUAE戦は後半のアディショナルタイムの決勝ゴールで1対0、第2戦の中国戦は2対0と、日本と同様に無失点で勝利してきました。現役時代、J1のセレッソ大阪や柏レイソルでプレーし、得点王に輝いたファン・ソンホン監督のもと、ここまでチームの全得点を挙げている1メートル92センチの長身フォワード、イ・ヨンジュン選手や、ドイツ2部リーグ、デュッセルドルフのミッドフィルダー、キム・ミンウ選手などを中心とした攻守に総合力が高いチームです。
23歳以下日本代表のキャプテン、藤田譲瑠チマ選手は「韓国はしっかりとした技術レベルがあり、スピードの速い選手がいるので 気をつけたい。相手の背の高い選手に簡単にボールを渡さないようにしたい」と話していました。
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