菊池投手は本拠地のトロントで行われたマリナーズ戦に先発登板しました。
菊池投手はこれが今シーズン3回目の登板で前回のヤンキース戦は6回途中まで投げて無失点に抑えましたが、打線の援護がなく勝ち負けはつきませんでした。
この試合も2回まで4つの三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せ、3回にフォアボールのランナーを盗塁で二塁に進めたあと初めて打たれたヒットがタイムリーとなり先制点を奪われたものの、その後は切れのあるスライダーなどで次々と三振を奪い追加点を許しませんでした。しかし、チームは得点を奪えず1点のリードを許したまま6回でマウンドを降りました。
菊池投手は6回を投げて三振9個を奪い、ヒットは3本、フォアボール2つ、1失点と先発の役割を果たしました。
ブルージェイズが7回に同点に追いついたため菊池投手の負けはなくなりましたが、延長10回に5点を奪われて1対6で敗れました。
菊池「次にもつながる内容だった」
菊池投手は「前回の登板からスライダーをもう少しいいところに決めたいと、リラックスして狙いすぎないことを1週間取り組んできて、それがすごくいい方向に行った。スライダーはいちばん三振が獲れるボールなので、修正できたことは次にもつながる内容だった」と手応えを話しました。
また、古巣のマリナーズとの対戦だったことについては「すばらしいラインナップで、僕のことをすべて知っているチームなので難しいところもあるが、逆に僕も彼らのことを知っているので投げるのは楽しい」と話していました。
そして、好投しながらも今シーズン初勝利とはならなかったことについて「コントロールできないこと。そこで評価される世界ではない。とにかく1年間、高いクオリティーでローテーションを守るということだけにこだわっていきたい」と冷静に語りました。
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