【高岡市(伏木海陸運送)-横浜市(三菱重工East)】三回裏横浜市無死、下山悠介が先制の本塁打を放つ=東京ドームで2024年7月24日、野田武撮影

 第95回都市対抗野球大会は第6日の24日、横浜市・三菱重工East―高岡市・伏木海陸運送の1回戦で、横浜市の2番・下山悠介選手(24)=東芝から補強=が2本のソロアーチをかけた。

 0―0の三回は高岡市の先発右腕・飯塚亜希彦投手(26)=ロキテクノ富山から補強=の高めの140キロを豪快に引っ張り、右翼席に放り込んだ。七回には左腕・山田篤史投手(25)の高めの126キロを再び右翼席に運び、リードを2点に広げた。

 下山選手は神奈川・慶応高、慶応大で活躍し、入社2年目の左スラッガー。自チームで出場した昨年は新人ながら4番を任され、1回戦の仙台市・七十七銀行戦でソロを放っていた。

 都市対抗で優勝7回を誇る東芝。今年は西関東2次予選で敗退したが、名門の力を感じさせる一発だった。【石川裕士】

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