【パリ共同】国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は23日の総会後の記者会見で、総会最終日の24日に予定している2030年冬季五輪のフランス・アルプス地域での開催決定について「無条件の採決でなく、条件付きとする」と明らかにした。政府による財政保証を得られていないため。  フランスでは6~7月の国民議会(下院)総選挙の結果を受け政局が安定せず、IOCが条件とした総会までの政府保証が難航している。バッハ氏は「政府の確約と保証がなければ、無条件の採決はできない」とした。


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