夏の高校野球岩手県大会は７月２１日、きたぎんボールパークと花巻球場で準々決勝合わせて４試合が行われ、ベスト４入りをかけて熱戦が繰り広げられました。
２１日、きたぎんボールパークに多くの人が観戦に訪れたのは、２０２３年の優勝校・花巻東と、２度目の夏の甲子園を目指す強豪・盛岡中央の一戦です。
花巻東は３回に２点を先制します。
そして５回、１年生の古城の２ランホームランなどで花巻東がこの回さらに３点を追加します。
投げては先発の田崎が三振を取り、リリーフしたサウスポー・葛西が盛岡中央打線に８回まで得点を許しません。
しかし盛岡中央は９回にデッドボールで出たランナーを２塁まで進めると、ここで４番・藤田琉がファーストのグラブを弾く鋭い打球を放ち、１点を返します。
しかし、堅い守りでこれ以上の追加点を許さなかった花巻東が盛岡中央を６対１で破り、ベスト４進出を決めました。
Ｑ：ＨＲについて
２ランＨＲ 花巻東１年 古城大翔選手
「バットを出したら当たった、みたいな感じ」
Ｑ：先輩たちの反応は？
２ランＨＲ 花巻東１年 古城大翔選手
「『ナイスバッティング』と言ってくれたのでうれしかった」
一方、前の試合で右腕を骨折し欠場した盛岡中央の小山大成主将は悔しさをにじませました。
盛岡中央３年 小山大成主将
「きついことを言ってもみんながついてきてくれたので、最後にみんなに恩返しをしたかった」
このほか、きたぎんボールパークでは盛岡大附が花巻北を破り準決勝進出を決めました。
花巻球場では一関学院と盛岡一高がそれぞれベスト４入りを決めています。
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