スケートボードストリートの選手たちはパリから東に20キロほどのシェルで事前合宿を行っていて21日、練習が公開されました。

このうち女子は世界ランキング1位で14歳の吉沢恋選手や15歳の赤間凛音選手、それに東京大会銅メダリストの中山楓奈選手の3人がそろって調整し、リラックスした表情でレールや縁石を使った技を繰り返し確認していました。

吉沢選手は、夏休みに入ったこともあって、出国の前日に髪を明るい茶色に染めてフランス入りしたということで「オリンピックでひと味違った自分を見せたいと思って、気分転換に攻めてみた。全力を出し切って、金メダルを取って帰れるように頑張りたい」と意気込みを語りました。

また、男子のエースでオリンピック連覇がかかる堀米選手は、拠点とするアメリカからこの日、フランスに入り、軽い調整で滑りの感覚を確かめ本番に備えていました。

堀米選手は「代表争いは苦しかったがそこを乗り越えられて、気持ちを1回リセットできた。この1か月はモチベーション高く練習ができた。自分のベストを出して悔いのないように滑れば、結果はついてくると思う」と自信を示していました。

スケートボードのストリートは、大会2日目の27日に男子が、翌日の28日に女子が行われ、日本勢は男女ともに金メダルを獲得した東京大会に続いてのメダル獲得が期待されます。

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