セ・リーグの巨人は、46勝38敗5引き分けの成績で今シーズン最多の勝ち越し「8」の首位で前半戦を終えました。

阿部慎之助監督は、「みんなの頑張りでここまで来られた。選手たちは自分の持ち場というものをわかってきて、その仕事を全うしようとしている姿が見える。優勝できるチャンスがあるからやりがいもあると思うし、みんなで1つになって同じ方向を向いていければいい」と後半戦を見据えていました。

パ・リーグのソフトバンクは、前半戦を55勝29敗3引き分けの首位で終え、2位に10ゲーム差と大きく引き離しました。

小久保裕紀監督は、「その日の試合をどのようなプランで戦うか考えて、ポイントとなるゲームを勝ちきることができた。8月、9月と暑くなってからが本当の勝負なので、暑さに強い選手になってほしい。リーグ優勝・日本一の目標を達成できるように後半戦も緩めることなく戦っていきたい」と4年ぶりのリーグ優勝へ意気込みを示しました。

一方で、最下位の西武は、序盤戦から極度の打撃不振やリリーフ陣の不調などで負けがかさみ、松井稼頭央監督が休養し渡辺久信ゼネラルマネ-ジャーが監督代行としてチームを指揮しています。

渡辺監督代行は、「いまの結果がすべてだと思う。ファンの方はいつも応援してくれている。プロとしてそれに応えなくてはいけない。このままでは終われないという気持ちだ。後半戦に向けて前を向いてやっていく」と話していました。

プロ野球は、オールスターゲームを挟んで今月26日からペナントレースが再開されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。