泉谷選手は、陸上の男子110メートルハードルで13秒04の日本記録を持っていて、去年の世界選手権では、日本選手として初めて決勝に進出して5位に入賞し、パリオリンピックでメダル獲得が期待されています。

オリンピックの開幕が今月26日に迫るなか、21日は最後の調整の場として、都内で行われた大会に出場しました。

泉谷選手はスタートで出遅れたと言いながらも、中盤から伸びのある走りを見せて13秒10の好タイムで1着でフィニッシュし、順調な調整ぶりを見せました。

レース後、取材に応じた泉谷選手は「今回は急きょ、自分の走りを思い出すよう出場した。スプリントも含めて調子がよかったので、オリンピックでもきょうみたいな走りを忘れず、まずは決勝に進みたい」と、話していました。

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