体操女子で19歳の宮田笙子選手(順天堂大)が飲酒、喫煙を認めてパリ五輪代表を辞退した問題で、その他の代表選手9人(男子5人、女子4人)に日本体操協会が聞き取り調査をした結果、行動規範に違反する選手はいなかったことが20日、分かった。女子の田中光、男子の水鳥寿思両強化本部長がパリ郊外での公式練習後に明らかにした。
日本協会は19日に東京都内で開いた緊急会見で「他の代表選手にも飲酒と喫煙がなかったかを確認する」としていた。行動規範は、日本代表チームとしての活動の場所で「20歳以上であっても原則的に喫煙は禁止(2016年度から数年かけて段階的に全面禁止)」「20歳以上であっても飲酒は禁止」と規定している。女子の4人は全員10代で、男子は5人とも20代。(共同)
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