【パリ共同】パリ五輪のボクシング日本代表が20日、現地入り後で初めての本格的な練習をパリ市内の施設で行い、金メダルを目指す男子71キロ級の岡沢セオン(INSPA)は「思ったより動けて、いい感じ。リラックスしてできた」と手応えを口にした。  男子57キロ級の原田周大(専大)も練習。実戦を想定し、フットワークや距離感などを入念に確認した。原田は「足は止めずに、手を出す。そこを見直して仕上げたい」と気合を入れた。  18日に選手村入り。日本オリンピック委員会(JOC)が暑さ対策で用意した移動式エアコンはあるものの想定より涼しく、岡沢は「エアコンがいらないぐらい快適」と笑みを浮かべた。熱湯しか出ないシャワーやドアが施錠できないトラブルに見舞われたものの無事に解決し、原田は「アクシデントも楽しみながら過ごせている」と話した。


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