【東京都(JR東日本)-大垣市(西濃運輸)】七回裏大垣市無死、ピッチクロック違反で一塁に走者を出す東京都の2番手・尾崎完太=東京ドームで2024年7月20日、宮間俊樹撮影

 第2日を迎えた20日の第95回都市対抗野球大会で、今大会で初となるピッチクロックでの四球があった。

 第3試合の東京都・JR東日本―大垣市・西濃運輸戦の七回、2点を追う大垣市の攻撃で、先頭の小中健蔵選手に対する東京都の尾崎完太投手の投球が、フルカウントから制限時間を超え、四球となった。

 ピッチクロックは試合時間短縮のため、社会人野球では2023年から導入された。投手はボールを受け取ってから走者なしだと12秒以内に投げなければ1ボールとなる。走者がいると制限は20秒となり、1回目の違反で警告を受け、2回目の違反からボールカウントがその都度、追加される。【吉川雄飛】

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