第95回都市対抗野球大会は第2日の20日、8年ぶりに本大会出場を逃したHondaの選手たちが東京都・明治安田の補強選手として躍動した。
浜松市・ヤマハとの1回戦。1点を追う五回1死、1番の鈴木薫選手(30)が今大会第1号となるソロ本塁打を右翼スタンドへ放つと、右手を突き上げて喜びを爆発させた。
先発マウンドを託されたのも同じくHondaから補強された東野龍二投手(28)だ。今大会屈指の強力打線を誇るヤマハを相手に五回を終えて1失点。安定した投球を見せる。
今年から東京都連盟所属となったHondaは東京2次予選で敗れた。悔しさを抱える選手たちだが、鈴木選手は大会前、「『補強』になるように結果を出したい」と話していた。その言葉通り、投打でチームを支えている。【磯貝映奈】
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