(19日、第106回全国高校野球選手権兵庫大会4回戦 姫路0―7須磨翔風)

 姫路・美安勇介監督

 (優勝候補の一角のシード校にコールド負け)今日、やり切ったと思えるのはどのくらいおる?(数人の選手が手を挙げる)。うん、オーケー。もちろん相手が(シード校で)強かったし、正直、何もできへんかった。おれはすごく悔しい。

 だけど今日、吹奏楽部員、同級生、保護者の方、卒業生も、こんなに来てくれた。ほんまに、いろんな人が関わってくれているのは覚えていてほしい。

 正直、これまでもっとしんどいことも頑張れたと思う。もっとしんどい練習もできたと思う。もちろん、やり切ったという気持ちも大事だけど、「もっと頑張れたのではないか」と思ってほしい。そういう思いが、これから社会人になってから、人生で大事になってくると思う。

 おまえらが一生懸命に頑張っているから、周りの人は応援してくれるし、手助けをしてくれる。まずはしっかりと、受験勉強を頑張ってほしい。(森直由)

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