開会式で、選手宣誓する豊田市(トヨタ自動車)の北村祥治主将=東京ドームで2024年7月19日、宮間俊樹撮影

 社会人野球の第95回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)が19日開幕し、前年覇者の豊田市・トヨタ自動車の北村祥治主将が開会式で選手宣誓を行った。大会への抱負と自身の出身地で1月に発生した石川・能登半島地震への思いを語った。

 選手宣誓の全文は次の通り。

 2024年1月1日、能登半島で大きな地震が発生し、今もなお、復興に向けて懸命な復旧活動が続けられています。

 私たちは最後まで諦めない姿で被災地に元気に勇気を届けられるよう、精いっぱいプレーします。見ている人に感動を、希望を与えられるのが社会人野球の魅力です。

 ここ東京ドームで、アマチュア最高峰の戦いを繰り広げ、より社会人野球の魅力をたくさんの方々に伝えていきます。

 そして、企業人として、野球を通じ会社、地域に貢献する人材となり、スポーツの素晴らしさ、野球の楽しさを伝えられるよう、正々堂々と戦うことをここに誓います。

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