夏の高校野球佐賀大会は準々決勝進出をかけた3回戦2試合が行われました。第1試合は、佐賀西と第3シードの有田工業が対戦しました。

【リポート・鈴木悠斗】
「有田工業の応援席には7007枚の折り鶴で作られた挑戦という文字が刻まれています保護者全員で作られたそうです。2年ぶりの甲子園を目指して全員で突き進みます」

試合は初回。佐賀西が2アウト1塁3塁とチャンスを作ると打席には5番松尾。
レフトへのタイムリーヒットで佐賀西が先制します。しかし、その裏。
有田工業も1アウト1・2塁で得点のチャンス。
ここで佐賀西は早くもタイムをかけ、伝令は3年生の山田。
「『強気でストライク勝負していけ』と言われました」

しかし4番山口のタイムリーなどで有田工業が2点を挙げ勝ち越します。
その後も有田工業が得点を重ね、試合は5回表2アウト佐賀西の攻撃。
この回3点を追加しなければ、試合はコールド。
バッターボックスにはこの夏、伝令としてチームを支えてきた山田が代打に立ちます。
今年の3年生はマネージャー含めて8人、佐賀西の夏が終わりました。

【佐賀西高校山田悠聖選手】
「あんなに点差がつけられていたのに自分がつないで次のバッターにチャンスをつないでいきたいと思い打席に入りました。あっという間に終わっちゃう夏でした」

このほかの試合結果です。
白石対佐賀商業は白石が6対1で勝利し、ベスト8進出を決めました。

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