村竹選手は社会人1年目の22歳で、この種目の第一人者、泉谷駿介が持つ13秒04の日本記録と同じタイムを去年9月にマークしています。

初めてのオリンピックとなるパリ大会に向けて、村竹選手は18日、拠点にしている千葉県のグラウンドで練習を公開し、午前中から気温が30度近くまで上がる中、およそ1時間半、汗を流しました。

そして、試合より低いハードルを使ってウォーミングアップを行ったあと80メートルから200メートルの距離でダッシュを繰り返して体の動きやコンディションを確認しました。

村竹選手は、今月、パリで行われた国際大会で決勝のレース前に両足がつって棄権するアクシデントがありましたが、「目立って悪いところはなく順調に来ている。本番までケガをせずスピード、切れ味などすべてを最高のレベルに持って行きたい。現地の雰囲気を楽しみながら決勝進出とメダル獲得という目標を達成したい」と決意を話しました。

村竹選手は、今月24日に日本をたち、パリ市郊外での合宿を経て本番に備えるということです。

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