卓球の日本代表の選手たちは18日午前、フランスへの出発を前に羽田空港で取材に応じました。

このうち女子のエースとしてメダル獲得が期待される早田選手は「パリに行けば、よりオリンピックを感じると思うので、しっかりいろいろなものを味わって調整していきたい。自分たちが最大限できること、オリンピックのために準備してきた3年間をすべて出し切りたい」と話しました。

また、今大会で初めてシングルスの代表になった平野美宇選手は「前回の東京大会は団体戦のメンバーとして選んでもらった立場だったが、今回はシングルスの出場枠を自分で勝ち取ったという自信を持って臨みたい」と話していました。

男子のエースの張本智和選手は「僕らなら、団体でもメダルを取れる。この3年間やってきたことは、すべてパリオリンピックのためなので、自分、仲間を信じてやるだけだ」と意気込みを示しました。

出発前にはセレモニーが行われ、選手たちは寄せ書きが書かれた日の丸の旗を受け取ったあと、集まった搭乗客や空港のスタッフから拍手で送り出され飛行機に乗り込みました。

パリオリンピックの卓球は、大会2日目の7月27日から8月10日まで行われ、日本代表の選手たちは現地で合宿を行ったあと、大会に臨みます。

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