照ノ富士は4日目の17日、大関経験者の御嶽海に対し、鋭い立ち合いを見せ、一気に前に出て「寄り切り」で勝ち、初日から4連勝としました。

このほかに初日から3連勝していた4人の力士は17日いずれも敗れて、照ノ富士がただ1人、4連勝となっています。

照ノ富士は5日目の18日、結びの一番で前頭3枚目の豪ノ山と対戦します。

過去、対戦したのはことしの初場所だけで、この時は照ノ富士が「上手投げ」で勝っています。

照ノ富士は立ち合いで強く当たり、得意の左上手をつかむ展開に持ち込めば優位は動きません。

一方の豪ノ山は大関 豊昇龍を破った17日の4日目のように、持ち味の突き押し相撲で距離を取って前に攻めて勝機を探りたいところです。

1敗の大関 琴櫻は大関経験者の御嶽海と顔を合わせます。

過去の対戦成績は琴櫻の7勝2敗で、得意の右四つに組み止めて胸を合わせて前に攻めていく展開が理想的です。

今場所、10勝以上を挙げれば大関に復帰できる3勝1敗の霧島と、先場所優勝し、1勝3敗の大の里の関脇どうしの対戦も楽しみです。

負け越せば大関から陥落する角番の貴景勝は1勝3敗と苦しむ中、3勝1敗と体が動いている平幕の宇良と対戦します。

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