夏の甲子園をかけた全国高等学校野球選手権長野大会は4回戦の日程が終了、8強が決まった。春の覇者で第1シードの都市大塩尻は赤穂に接戦の末、敗れた。この他、伝統校の長野商、松商学園などがベスト8にコマを進めた。
Aブロック
第1シードの都市大塩尻は、公立の赤穂と対戦。試合は終盤までもつれた。都市大塩尻が3回に2点を先制。6回に赤穂が3点を取り逆転するも、都市大塩尻がその裏に追いつく。試合は9回、赤穂が2点を上げ、5-3で競り勝ち、べスト8進出を決めた。
Bブロック
2回戦でシードの松本第一を破り、波に乗る古豪・長野商は松本美須々ケ丘とベスト8をかけ対戦。長野商が2回に先制、5回に一点差に詰めよられるが、その後も追加点を奪い、8回コールド9―2で松本美須々ケ丘を下した。10年ぶりのベスト8進出。
Cブロック
シードの佐久長聖は松本県ケ丘と対戦。初回に先制、4回に大量11点を上げ、危なげない試合運びで5回コールド14-0で大勝した。
Dブロック
近年、力をつけている長野俊英の対戦相手は公立の上伊那農。3回に長野俊英が2点を先制するも、5回に上伊那農が反撃、4点を奪い逆転。しかし、その裏に長野俊英が同点に。その後も一進一退の攻防が続き、9回裏、長野俊英が1点をもぎ取り、サヨナラ勝ちを収めた(5―4)。
Eブロック
第3シードの長野日大と上田染谷丘との試合は先制、中押し、終盤にも点数を重ねた長野日大が8回コールド7-0で勝利、ベスト8にコマを進めた。
Fブロック
シードの東海大諏訪はノーシードから勝ち上がった飯山の挑戦を受ける。東海大諏訪が序盤から試合を優位に進め、7回コールド10-2で飯山を破った。5年ぶりの甲子園を目指した飯山は4回戦で涙をのんだ。
Gブロック
公立校勢がかたまったGブロックで4回戦まで勝ち進んだのは、シードの小諸商と中野西。試合は中盤まで1-1の同点、7回に3点、8回に1点を上げた、小諸商がそのまま逃げ切り5-1で勝った。
Hブロック
初戦で優勝候補の一角、上田西を破った松本国際と松商学園の対戦。試合は序盤から点の取り合いとなり一進一退の展開。松本国際は7回に得点をあげ、1点差に詰め寄ったが、松商学園が5-4で逃げ切った。
準々決勝は7月20日(土)に2試合、21日(日)に試合が行われる予定。組み合わせはご覧の通り。
7月20日(土) セキスイハイム松本スタジアム
9:00 赤穂 ― 長野商
11:30 佐久長聖 ― 長野俊英
7月21日(日) セキスイハイム松本スタジアム
9:00 長野日大 ― 東海大諏訪
11:30 小諸商 ― 松商学園
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