将棋の藤井聡太七冠が7月17日から北海道南部の函館市で王位戦第2局に臨みます。

 連勝を目指す注目の決戦、さらに勝負メシには何が選ばれるのでしょうか。

第2局を前に函館市を観光

 大勢の観光客に囲まれながら、函館市の観光名所「五稜郭タワー」に現れた藤井七冠です。

 7月17日からはじまる王位戦の第2局を前に、7月16日は函館市を観光。

 突如現れた将棋界のスターに観光客も大興奮でした。

 「日頃から見ていて、この子も藤井七冠を見て将棋を勉強している」

 「夜に前夜祭があって五稜郭を観光しようと思ったら、たまたまいてラッキー」(いずれもファン)

 初めて函館市に来たという藤井七冠。五稜郭タワーからの景色を聞かれると。

 「眼下に五稜郭と函館の街並みが一望できて、ずっと眺めていたいような景色だと思います」(藤井聡太 七冠)

恒例の「勝負めし」は?

 戦いの舞台は、函館市湯の川温泉の老舗旅館「湯元 啄木亭」。 

 名古屋市で行われた第1局では、藤井七冠が渡辺明九段を破っていて、2勝目を狙います。

 そして対局の行方とともに盛り上がっているのが恒例の「勝負めし」。

 今回は11の飲食店やホテルが昼食を準備しました。

 その1つが函館名物・塩ラーメンの有名店「函館麺や一文字」です。

 1年かけて試作を続けて完成した一杯は、定番の鶏ガラや昆布だしにキンキの出汁を合わせた「キンキラーメン」です。

 麺の後は出汁をおにぎりにかけて出汁茶漬けに。

 最後の一口まで楽しんでほしいと考え抜かれた一品に店長は…

 「ワクワクしてますね。選ばれるだろうという自信もあります。縁起がいいのでぜひ食べて欲しいです」(函館麺や一文字 総本店 藤原恭平 店長)

対局の間の「おやつタイム」注目は?

 対局の午前と午後に1度ずつある「おやつ」も注目です。

 札幌市のスイーツ店が作った将棋の駒があしらわれた、どら焼き。

 そして対局会場の啄木亭が考案したのは、テリーヌです。

 「いろんな問い合わせ反響があったので、非常に良いことだなという風に感じています」(湯元 啄木亭 西岡浩樹 支配人)

 対局の行方とともに目が離せません。 

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